しゃほ美
こんにちは!社会保険大好きしゃほ美です。
今回のテーマは「年金って、払ってなくてももらえるの?!」です。
今回のテーマは「年金って、払ってなくてももらえるの?!」です。
2018年の8月、国民年金制度に大きな法律改正がありました。
老後の年金を受け取る資格要件が、大幅に緩和されたのです。
従来は25年間「資格期間」がないと、1円も老齢年金を受け取ることができませんでした。
それが10年間(120か月)に短縮されたことで、「今まで年金を受け取れなかったのが、受け取れるようになった!」という人が増えました。
しゃほ美
では、この10年間は、保険料をすべて納めていなければいけないのでしょうか?
実は、そうではありません。
この資格を満たすための期間(資格期間)には、
◎保険料を納めた期間
◎保険料を免除した期間
◎サラリーマン(厚生年金、共済年金)だった期間
◎カラ期間(国外に住んでいた場合など加入できなかった期間)
などが含まれます。
つまり、
「滞納さえしなければ、老後の年金を受給できる資格を満たす可能性がある」ということですね。
しゃほ美
時々、「国民年金を人生一度も払ったことがない」という方がおられますが、
同じ支払わないなら免除制度を利用してもいいかもしれません(笑)。
同じ支払わないなら免除制度を利用してもいいかもしれません(笑)。
所得が196万円以下なら免除申請ができます
また、年金の免除というのは、
国民年金保険料の金額が所得によって、1/4〜全額についてが支払い免除になる制度です。
家族がいない場合でも、所得が196万円以下であれば免除申請ができるので、もし月々の支払いが厳しいという方は一時的に利用するのもひとつです。
ちなみに、家族なしの場合、所得57万円以下だと全額免除を選択できます。
さすがに全額免除だったら1円も払っていないので、老齢年金も0円カウントだろうと思われるかもしれませんが、実は1/2は国が負担してくれるのです。
つまり、現行の年金制度では40年間ずっと全額免除だったとしても、満額の1/2は老齢年金を受給できる可能性ということになります。
しゃほ美
日本ってとっても守られた国ですよね!