しゃほ美
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こんにちは!社会保険大好き・しゃほ美です。

給料明細を見て「え、こんなに引かれるの!?」と思ったことはありませんか。実は、社会保険料の料率は年々上がっています。

社会保険料が年々上がっているって本当?
①健康保険(協会けんぽ)の料率
②厚生年金(第1種)の料率
③社会保険料を抑えるためのポイント

健康保険(協会けんぽ)の料率

1947年には3.6%だった健康保険料は、2021年現在では10%まで上がっています。全国平均で約3倍です。

厚生年金(第1種)の料率

1942年には6.3%だった厚生年金は、2021年現在では18.3%です。厚生年金もこの80年で約3倍になっています。

ただし、あくまで料率は賃金から設定されるものです。そのため「戦後、日本の経済成長による賃金増加に比例して、料率も上がった」という見方もできます。

しゃほ美
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単純に、料率の上げ幅だけで判断するのは難しいんですね。

バブル崩壊以降の日本では、平均年収はほとんど横ばいか、減少傾向です。給与に対する社会保険料の割合が大きくなり、「以前よりも高い・・・」と感じる方も多いと思います。だからこそ、保険料の見直しが大切です。

社会保険料を抑えるためのポイント

4月~6月までの平均月収で、その年の9月~翌8月までの社会保険料が決定します。各健康保険組合などが定めている保険料額表にあてはめて、対応する等級の保険料を支払うことになるわけです。

そのため、3月~5月(4月~6月の給料分)までの間に残業を多くすると、結果的に損をしてしまうこともあります。

しゃほ美
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1年の中でも、働く時間を工夫すると、保険料を抑えることができるんですね!

少しの知識の差で、生活は大きく変わります。見落とさないようにしていきましょう。